XRPの上にも3年

Rippleがもたらす「価値のインターネット」の実現を信じて楽しみにしています。

国際送金での分散型台帳とは

 

f:id:xrpsurfer:20171220191416p:plain

www.xrpsurfer.com

前回、現状の国際送金ではコストと時間がかかるという話をしました。そういった問題はコルレス銀行などさまざまな銀行を経由することから生じるものです。コルレス銀行とはで、少し触れましたが日本国内の送金に関しては、すべての銀行が中央銀行に口座があるため、中央銀行の台帳を書き換えるだけで送金が完了します。では、全世界の中央銀行的な存在を作ったらどうでしょう?

f:id:xrpsurfer:20171127120501p:plain

そうすれば、どの国のどの銀行からの送金も全世界の中央銀行にある台帳を書き換えれば済んでしまいます....が、世界の銀行と通貨の数を考えれば現実的ではありません。CLS銀行という銀行が存在していて、その銀行に複数の通貨での口座を設けることができるようですが、CLS銀行に口座を作れる銀行も限られています。(ここはもう少し勉強しようと思っています。)

いずれにせよ、どこか1つの機関が全てを管理するような形態は多様化する世界にふさわしくありません。送金の数がどんどん増えていったら....もしその機関に障害が起きて、全世界の銀行のシステムが動かなくなったらなど心配事も出てきます。

分散型台帳とは

そこでRippleがやろうとしているのは、どこか1つの機関で台帳を管理するのではなくて、それを分散して管理しようということです。

f:id:xrpsurfer:20171127120522p:plain

この図にある台帳はどれか1つが特別なのではなく、全て同じ台帳です。1つを書き換えるとその情報はすぐに他の台帳にも反映されます。これは分散型台帳技術と言う、ブロックチェーンを元にした技術です。

分散型台帳の何がいいの?

ブロックチェーン技術の特性として、おそらく最も重要なのが、そのデータを不正に改ざんすることが事実上不可能という点でしょう。メールのようなデータはコピーされたとしても世界が大混乱するようなことにはなりませんが、お金を扱うデータが改ざんされてしまったら大変です。ブロックチェーンで扱われているデータは、複雑に暗号化された過去のデータと結びついています。どこかのデータを改ざんしたら、その次のデータ、また次のデータと全てを改ざんしなければ辻褄が合いません。辻褄が合わないデータはシステムに認証されることはありません。つまり誰かの口座の情報が書き換えられたり、不正に送金されたりということが事実上不可能なのです。

また、分散しているということは、どこか1つに障害が起こっても、全体が停止するというトラブルが無いということです。例えば誰かにメールを送ることを考えた時、世界のサーバーの1つが停止しても、全世界のサーバーが同時に停止しない限り、自分が送ったメールが相手に届きます。それと同じように、分散しているといことは障害に強く、停止するリスクがとても小さいというメリットがあります。

つまり

各銀行が共通の台帳を管理することで、どこか1つの機関を経由したり、コルレス銀行のような代理となる機関を経由する必要がなくなれば、銀行同士は直接やりとりを出来るようになります。そうすれば、不必要なコストや時間も短縮できますし、コルレス銀行にかかる負荷も軽減されます。結果的にユーザー側としては国際送金が安く、速くできるようになるでしょう。

最後に

以上のようにRippleはブロックチェーン技術を元にした分散型台帳技術を使って、国際送金の分野で変化を起こそうとしています。もしかしたら僕たちの手元にあるスマホから海外の友達や家族への送金がほんとにメールのように安く簡単に速くできるようにできるようになるかもしれませんね。