XRPの上にも3年

Rippleがもたらす「価値のインターネット」の実現を信じて楽しみにしています。

今日の話題:XRP建てのヘッジファンドが設立

朝起きたら、XRPの価格がニョキニョキ上がっていてびっくりしました。AmexがRippleNetに加入という発表の時にも価格が上昇しましたが、その後下がり、少しずつ回復してきていたところにビッグニュースです。

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そのビッグニュースとはXRP建てのヘッジファンドが設立されるという発表です。

ripple.com

Twitterでも話題になっています。 

 

 

え、そもそもヘッジファンドってなに?

ヘッジファンドという言葉自体、文脈によって少し意味が変わりますが、ここではお客さんの資産を預かって運用する組織と考えて良いと思います。よく比較されるのが投資信託とヘッジファンド。どちらも顧客が資金を預けて、それを運用してもらうという役割を担っていますが、投資信託は投資している市場よりも上回るように運用するのに対して、ヘッジファンドはいつでも利益を得るための投資を行います。例えば、日本全体の景気が下がり株価も下がっている時に、投資信託はその市場の下がり幅よりも小さい下がり幅ならOKなのですが、ヘッジファンドはそんなときでも利益を上げるための投資を行います。投資金額も大きいことが多いので、個人向けというよりは、富裕層や法人向けとなっています。

XRP建てってどういうこと?

Arrington XRP Capitalと名付けられたこのファンドは、現在世界最大のクリプトヘッジファンドのひとつであり、ファンド資金は全てXRP建てとなっています。このファンドはまず$100mからスタートし、ブロックチェーン技術及びアセットを有する組織に投資を行います。

Michael Arrington Launches XRP Capital Fund より引用

例えば、日本の株に投資をする場合は当然、日本円で株を購入します。その利益や損失なども日本円で表示します。(円建て)

では暗号通貨(仮想通貨)の市場ではどうでしょう?実は現在、暗号通貨(仮想通貨)の値段というのはかの有名なビットコインを基準に考えられています。先ほど掲載したチャートの画像では¥32という円の表記ですが、その代わりに0.00002749BTCと表記したりします。ビットコイン以外の暗号通貨を購入するのにもまずはビットコインを買って、そのビットコインで他の通貨を買うようになっています。つまり、ビットコインが暗号通貨の王道であり、基準となっているのです。

ところが、今回設立されたArrington XRP CapitalではXRPを使用して投資を行い、その利益や損失、手数料などもXRPで表示するといっています。さらにそのお給料までも!

We’ll pay our own fees and salaries out in XRP as well. We want to “eat our own dog food” and be active users of crypto currencies in as many parts of our fund operations as possible, not just investors. This will make us better investors.

Announcing Arrington XRP Capital, A Crypto-Denominated Hedge Fund – Arrington XRP Capital より引用

なぜXRPなの?

発表記事にも書かれていますが、1つは既に暗号通貨(仮想通貨)での資産が多くある顧客に対して、わざわざ法定通貨(円やドル)などに変換する必要がないということ。そのことで時間も手数料も削減できます。2つめの理由としてXRPの送金処理がとても高速でしかも安全だということです。また、XRP建てにすることでアメリカ以外の顧客も獲得しやすくなります。

arringtonxrpcapital.com

なぜビッグニュースなのか?

もともとビットコインをベースに考えられている暗号通貨市場において、XRPを基準に投資を行うという宣言をしたことが大きいです。お客さんはこのファンドに投資を行ってもらおうとしたら、顧客はビットコインでもドルでも円でもなく、XRPを買って用意しなくてはいけません。100億円の規模からスタートすると書かれている通り、少なくとも100億円分のXRPの需要がでてきます。

また、アメックスのニュースと同じように、銀行間の国際送金という分野とは少し離れた分野において、XRPの需要が出てくるというのは非常によいことです。XRPの供給量はあらかじめ決められているので、需要が上がれば価格もあがっていくと予想されています。

まとめ

RippleはこのヘッジファンドであるArrington XRP Capitalと公式の商業的なつながり(株式保有など)はありませんが、XRP建てという選択がされたのは、純粋にXRPの送金の速さや安全性、透明性が評価されたことによるものでしょう。それはXRPが信頼されていることを意味します。

年末にかけてさまざまなニュースが出てきています。このブログでは少しでもわかりやすく噛み砕いて伝えることができたらいいなと考えています。