XRPの上にも3年

Rippleがもたらす「価値のインターネット」の実現を信じて楽しみにしています。

RippleのCTOが答える10の質問 日本語版

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Session with Stefan Thomas - Quora より 

RippleのCTO(最高技術責任者)であるStefan Thomasが10個の質問に答えています。その内容を簡単にかいつまんでご紹介。理解できなかった箇所は飛ばしてますので、詳しくは元のサイトをご参照ください。

Rippleの未来とは?

2017年は送金業者や銀行がXRPに多くの関心を寄せてくれました。2018年はそれらのアイディアを実行に移す時だと考えています。何年もの地道な活動によって、XRPはそのユースケースが世界の中央銀行や規制当局に広く認められたという点で唯一のデジタルアセットです。

XRPへの注力のみならず、100以上の金融機関や銀行が参加しているRippleNetの拡大も見られるでしょう

また、インターレジャーに関してはプロトコルに関するものだけではなく、早い段階のユースケースも出てくるでしょう。現状、ILPとXRPを使っていない、独自のトークンを使ったプロトコルがあちこちにできています。そういったものに関しても働きかけていきます。

2018年の仮想通貨(暗号通貨)市場では何が起こる?

長くこの業界にいると、ICO(Initial Coin Offering)の流行と2014年のアルトコインの流行がとても似ているように感じます。最初の誇大広告的なメッセージからより現実的な視点で見るようになり、多くのICOのユースケースがうまくできていないことがわかるでしょう。多くが失敗におわります。

2018年はインターレジャーの年になるかもしれません。相互運用性(Interoperability)がより重要になります。そして相互運用性に関しては、インターレジャーがブロックチェーン以来の唯一のソリューションになっています。

相互運用性は特定の目的のためだけに作られた通貨に圧力を与えます。もし僕がサーバーや電気代を払うのであれば、より流動性のある通貨を受け取った方が便利です。1つか2つの主流な暗号通貨(仮想通貨)を受け取った方が簡単に交換できるからです。もしユーザーに選択肢があれば、ユーザーは広く受け入れられている通貨を使うようになり、ますますその通貨を使って支払うようになるでしょう。

最後にビットコインとイーサリアムは引き続き、安定性の問題とスケーラビリティの難しさを抱えることになるでしょう。そしてそれは新たな挑戦者を招き入れ、より良い技術や現実的なユースケースが生まれる機会を提供するでしょう。

ビットコインはバブルだと思いますか?

2010年に僕がビットコインに投資したときは、1ビットコインが数セントでした。その時は過小評価されていると自信を持って言えました。2012年にはスケーリングとガバナンスに関しての重大な問題があることに気づき、それを指摘するために他のプロジェクトに移りました。しかしビットコインは上がり続けました。

僕は投資のアドバイスもできないし、未来を予測することもできません。言えることとすれば、ビットコインの価格という点においては僕の予想をはるかに超えるようなものになっているにもかかわらず、そのユースケースはまったく僕の期待に沿うものではないということ。5年経ったいまでも、ビットコインを使ってオンラインでの支払いができないんだから。

Rippleの主な競合とは何?誰?

SWIFTです。まだ他に支払いの分野に強い焦点をあてたブロックチェーン会社は出てきていません。僕たちは現状に挑戦しているのです。もし今、あなたが国際送金をしようと思ったら、それが何日もかかり、透明性の無いプロセスで、コストもいくらになるかわかりません。現金を持って飛行機に乗った方がいいかもしないですね。

僕たちが希望を持てる理由は顧客の熱意です。現在、多くの企業が速くて、安くて、透明性のある支払いを望んでおり、それは銀行に対して変革を強く求めることにつながっています。エンドユーザーはインターネットとその速さに慣れています。送金に3日もかかるなんて我慢できません。

Rippleの技術は銀行の要求に応え、期待を超えます。銀行が送金業者と競争をし、そのビジネスを取っていくでしょう。より多くの競争は特にエンドユーザーにとっては喜ばしいものです。

暗号通貨(仮想通貨)に関して知るべきこととは?

多くの人が根底にあるネットワークに触れずに暗号通貨に飛び込んできています。もちろんみんながみんな技術者ではないけれど、もし暗号通貨の世界に興味があるのなら、何が機能して何が機能しないかという実用的な感覚を得ることが大事だと思う。その最も簡単な方法は使って見ることだ

ちゃんと動いていないようなものや使うことが不可能なものが多くのお金を集めていることに驚くことが多いね。

スマートコントラクトとは何?Rippleはそれをどう使う?

スマートコントラクトとは何かしら実行する機能を持ったコントラクト(契約)です。Nick Szaboは自動販売機の例を挙げていました。自動販売機は物理的に購入の同意を実行します。僕がコインを入れたら、ポテトチップスが出てくるというように。

デジタルな資産であれば、ソフトウェアで任意のルールに基づいて資産を移動するようなスマートコントラクトを作ることもできます。

僕は2013年から2015年までRippleのCoidusというスマートコントラクトシステムに携わりました。その時は、スマートコントラクトを使うようなエコシステムを作るにはまず、支払いに関しての基準をつくらなければいけないという結論になりました。契約は信頼されるためにレビューされる必要があり、全ての台帳(レジャー)が異なるAPIやプロトコルを持っている状態では、各資産に対して新しい契約が必要となると負荷が大きくなります。そういった流れでインタレジャーが誕生しました。

インターレジャーが誕生したいま、スマートコントラクトを作るという考えを見直しています。僕たちはインターレジャーに実装される新しいバージョンのCodius向けに"proof-of-concept"というものを発表しました。それらについては2018年にもっと触れていくでしょう。

XRP Ledgerの非中央集権化の現状は?現在のビットコインやイーサリアムと比べたらどう?また、2年後には?

すでにスウェーデンのBahnhofや、日本のアット東京、アメリカのWorldlinkなどのデータセンターでバリデーターがホストされています。静かにその評判をあげつつあるので、2018年には多くの人にバリデーターのリストに追加してもらうように勧めるつもりです。公開されているブロックチェーンの中で、地理的にも組織的にも分散され、中国にある壊れかけの倉庫ではなく、安全なデータセンターでホストされているのはXRP Ledgerだけだと2018年の終わりころにはみなさんが気づくことになるでしょう。

これが可能になっているのはXRP Ledgerのコンセンサスの仕組みによるものです。バリデーターはアルゴリズムではなくユーザーによって選ばれます。それは労力のかかることですが、単純にハッシュパワーやだれが通貨を多く持っているかということ以上のことを加味しているのです。

XRP バリデーターは信頼性や地理的な分布、機関としての多様性やパフォーマンスなどの視点を持って、ユーザーから選ばれます。

詳しくはこちらのプレゼンテーションをご参照ください

どうやってビル&メリンダ・ゲイツ財団は銀行口座を持たない人を繋げるためにRippleを選んだの?

ビル&メリンダ・ゲイツ財団は新しいテクノロジーに広く関心をもっているから、しばらく前からコンタクトを取っていました。しかし2015年にInterledger Whitepaperの進化版について話した時、金融の分野の一体性をもたらすには相互運用性(interoperability)が最も大切だと、彼らも同じように考えていたことがわかったんだ。

ゲイツ夫妻の目標は貧しい人たちにより良く安い金融サービスを提供することです。それは支払い(payment)から始まるけれど、銀行サービス(banking serivce)や貸し出し(lending)、投資(investment)なども含まれます。長期間に渡って、金融サービスを安く提供する唯一の方法は競争です。競争がなければ、広く普及した業者が価格を上げてしまいます。Paypalでもそうでした。最初は無料で始めたのに、今はパーセンテージを取っています。驚くことに(すくなくとも僕にとっては)、ビットコインもそうです。無料で始めたのに、いまでは手数料が高すぎて小売の支払いができません

暗号通貨の世界でインターレジャーは僕たちの解決策でした。もし、全てのデジタルアセットの規模が同じであるなら、最も効率的で安くて安定しているのが選ばれます。それは市場に効率化への大きな圧力を与えます。発展途上の経済に関してもそうです。インターレジャーはゲイツにMojaloopを作ることを可能にさせました。それはデジタル金融サービスに相互運用性を提供し、コストを下げ、より多くの人がアクセスできるようにするのです。

小学校に通う子供に暗号通貨について説明するにはなんて言えばいいでしょう?

大人はクレイジーだって説明するね。

真面目な答え:少しだけ暗号通貨を買い与えてあげて、どうやって保存したり守るかっていうのを学ばせればいいと思います。

暗号通貨は金融に関するたくさんの分野に触れています。だからファンドレイジングとか経済とかゲーム理論とか、通常触れないような分野を知るための良い入り口になると思います。もっと大きくなったら、もっともっと面白いテーマがあるからね。

あなたとBradとDavidが山で遭難したら、誰が最初に食べられる?

そうだね。まずはDavidがそこらへんの枝と靴紐とバブルガムでヘリコプター作ってくれると思うけどな。

もしできなかったら、僕が最初に食べられるだろうね。Davidは食いしん坊だし、Bradはいじめっこだからね!

最後に

ここからは僕のコメントです。技術的な内容、特にinteroperabilityとかインタレジャーやCodiusに関しては僕の知識が足らず、間違って伝えていることもあるかもしれませんので、ご注意を。まだまだたくさん学ぶべきことがあるなと思いました。

RippleのCTOの言葉はXRPに投資する意味でも、Rippleの将来をしるためにも大切だと思います。拙い訳ですが、何かきっかけになればいいなと思います。

 

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