XRPの上にも3年

Rippleがもたらす「価値のインターネット」の実現を信じて楽しみにしています。

Ripple CEO, Bradが語るRippleとは

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明けまして、おめでとうございます。

RippleやXRPという単語が新聞やニュースで取り上げられることが多くなりました。僕のまわりでも暗号通貨(仮想通貨)の話題が頻繁に聞こえてきて、その注目度の高さが伺えます。しかし、投資スタイルは人それぞれとはいえど、自分が投資しているものを説明できる人は未だにほんの一握りではないかと思います。(かくいう僕も、知識は後付けですが...)

昨年末に行われた、CNBCのインタビューでRipple CEOのBrad GarlinghouseがRippleについて、とても端的にわかりやすく説明しています。動画の時間はたったの3分ですが、中身はとても充実しています。それを順番に見ていきたいと思います。

ちなみに、ジージ@泉南OLD リップルらぶさんが日本語の字幕をつけてくれたのがこちら。Ripple関連の情報ならジージさんをフォローしているだけで膨大な情報が入って来ます。

引用部分は僕が意訳したものです。正確には動画をご参照ください。

Rippleは何をしている?

Rippleは銀行間の即時決済を可能にするためのブロックチェーン技術を銀行、送金業者やその他の金融機関に販売しています。もし今日、ニューヨークにいるMorganさんが$10,000をロンドンに送ろうと思ったら、一番速い方法は飛行機にのってお金を持っていくことです。インターネットが普及し、宇宙ステーションから動画をストリーミングできる時代になった今、銀行間同士でもリアルタイムで決済ができるはずだと信じており、それを可能にする技術を販売しているのです。

Rippleというのは「情報が移動するのと同じように価値を動かすことができる世界をつくる」という目標を掲げているアメリカの企業です。現状の国際送金はインターネットが普及される前のシステムを引き継いでいて、送金にかかるコストも高く、送金自体に数日かかることが当たり前になっています。

一方、AmazonやAppleに代表されるようなグローバルにビジネスを展開する企業が増えている中で、送金を速く、安く、正確に行うことへの需要は高まっています。この国際送金への需要を満たすために、RippleはxCurrent, xRapid, xViaというソリューションを金融機関に販売しているのです。

銀行は乗り気なの?

世界中の100行を越える銀行が、Rippleと協力しています。現状ほとんどの銀行(99.9%)は国際送金をする際に、JPモルガンやシティバンクなどに代表される世界の中央銀行のような役割を担っている銀行にお金を支払っています。ですので多くの銀行は、現状とは異なるグローバルな決済方法が一般的になるのことを期待しています。 

ここで言う、JPモルガンやシティバンクのような銀行はコルレス銀行と呼ばれており、国際送金を行う際の要になっています。多くの銀行にとって、新技術で手数料が安くなったり、あるいはコルレス銀行を使わずに送金できる方法が確立すれば、大きなメリットとなります。

ちなみにこの100行の中には、三菱東京UFJやみずほ銀行も含まれています。日本では特に、SBIホールディングス株式会社とSBI Ripple Asiaが主導する内外為替一元化コンソーシアムがあり、それには三井住友銀行やゆうちょ銀行も参加をしています。

www.xrpsurfer.com

セントラル・カウンターパーティが必要?

セントラル・カウンターパーティがなくなり、非中央集権化されれば時間、コスト、スピードという摩擦を減らすことができます。もしセントラル・カウンターパーティがなくなれば、私からDavidの銀行へ、そこからMorganの銀行へ、そこからMikeの銀行へ、というのではなく直接私からMikeへ送金できますからね。

セントラル・カウンターパーティの説明は日銀のサイトにとてもわかりやすく書いてあります。

セントラル・カウンターパーティーというのは、A-B、B-Cといった全ての取引の間に割って入って、全員の取引相手となってあげる人のことで、全ての取引における一方の当事者となります(A-X、X-B、また、B-X、X-Cという具合です)。こうしますと、A、B、C、Dは、全ての取引をXというセントラル・カウンターパーティーと行ったかたちとなります。 

第3章 決済の方法 : 日本銀行 Bank of Japan より引用

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第3章 決済の方法 : 日本銀行 Bank of Japan より引用

基本的に、セントラル・カウンターパーティの存在は複数の取引を効率化するためにあります。それは世界中の銀行が国際送金をする際に、コルレス銀行を通すことも同じです。しかしそれは1つ1つの取引に時間がかかったり、コストがかかることが前提となっています。

そもそもの送金自体が安くリアルタイムで行われてしまうのであれば、その取引をまとめても効率的にはなりません。むしろ、送金に関して経由する機関が増えれば増えるほど、コストも時間がかかります。つまり、非中央集権化することでも、送金を効率的にできるのです。

Rippleトークンの価値との関係は?

まず忘れてはいけないのは、長期的にみたトークンの価値というのは実用性によって高まるということです。どんな問題を解決しているのか、どれくらいその問題が大きいのか、どれくらいの顧客がいるのか。RippleではXRPというデジタルアセットを使用して、銀行間の流動性の問題を解決します。現在、お互いの銀行が支払いをするための決済用資金として、27兆ドル(約3000兆円)ものお金が世界中の銀行に滞留しています。私たちはそこでXRPのようなデジタルアセットを使用して、リアルタイムに送金ができるはずだと考えています。ビットコインのトランザクションは1時間ほどかかりますが、XRPはとても効率的なので、トランザクションにかかる時間はたったの3秒です。

暗号通貨(仮想通貨)の価値は、実際に使われるからこそ価値が高まるということです。需要があるから価格が上がる。とても簡単な理屈です。

国際送金において、多くの銀行はコルレス銀行を利用します。そしてコルレス銀行の口座(ノストロ口座)に決済用の資金が約3000兆円分滞留しています。これは国際送金の決済用として置いてあるお金です。

もしあなたの全財産が200万円だったとして、そのうちの100万円分はなんらかの理由で確保しておかなくてはいけなかったら、実際に使えるお金は残りの100万円だけです。せっかくあるのに生かすことができません。世界で約3000兆円分のお金がそれに似たような状態にあるのです。

もし即時送金が可能になれば、その滞留している資金を別の用途に回すことができるようになるでしょう。それは、新しく3000兆円が発生するのと似たような状況です。

最後に

いかがでしたか?Bradの回答だけで十分なのですが、それに対して僕なりの理解を少し加えてみました。みなさんの考えを整理する手助けになれば幸いです。