XRPの上にも3年

Rippleがもたらす「価値のインターネット」の実現を信じて楽しみにしています。

Ripple:Much Ado, Much to Do Part1 和訳

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1月も終わりに近づいて、Ripple公式から多くの情報が公開されました。公式の記事はしばらくすると翻訳されることも多いですが、今回のMuch Ado, Much to Do のシリーズは特にRippleについて知りたいという方に向けて書かれているものなので、自分の理解を深めるためにも翻訳してみました。もしよければご参考ください。以下、記事の翻訳です。

熱狂、そして為すべきこと

これはRippleのビジョンと製品戦略に関して書かれた3部構成記事のパート1です。パート2はこちら、パート3はこちらをご参照ください。

一晩で変わったわけでは無いですが、私たちは新しい世界に生きています。2017年にはブロックチェーンやデジタルアセットがニッチなものからメインストリームに変わりました。

2014年からRippleは国際送金の全体的な非効率さを解決するための製品を作ることに注力してきました。これらの製品はXRP Ledgerの技術と原理に基づいて作られ、世界の金融インフラを構成している金融機関に向けて作られています。

私たちはもともとターゲットとしていた顧客と、Rippleの描くストーリーに共感してくれる聴衆に対して、コミュニケーションを多く取ってきました。

何年もの間、私たちの大口顧客に対してコミュニケーションをとることに力を入れていた間に、世間のブロックチェーンやデジタルアセットへの興味やその潜在能力に対する熱狂は爆発的に大きくなりました。デジタルアセットに対しての個人の投機が始まったのです。

こうした状況のなか、私たちは投機的な流動性が送金の流動性を形成して行く中で重要な役割を担っているということに気づき、受け入れるようになりました。端的に言えば、流動性が流動性を生むということです!

いままで、戦略や牽引力に関して多くの質問を受けてきました。ですので、私たちの顧客である機関に対してだけではなく、全てのRippleのステークホルダーとXRPエコシステムに対して、私たちが何をしているのか、どう行なっているのかというのをはっきりとお伝えしたいと思います。

下記の内容は今まで説明してきたことと、なんら変わりはありません。この包括的な、偏見のない戦略と牽引力が、RippleやXRPに関して起こっている最近の話題をはっきりさせるであろうことを望んでいます。

価値のビジョン

2013年、共同創設者であり執行会長でもあるクリスラーセンは誰よりも先に、価値のインターネットに対してのビジョンについて話し始めました。

彼のビジョンはとても驚くべきもので、現在情報が移動するように価値が移動できるような世界を作るというものでした。

こんにち、インターネットを使って宇宙ステーションから動画をストリーミングできるのに、私たちは様々な形式の価値(ドル、ユーロ、ビットコイン、ポイント、ゴールド)を簡単に移動させたり交換することができません。それは金融のインフラがアナログ技術と同様なものを使っているからです。

価値のインターネットとは、ブロックチェーン技術やデジタルアセットを使って金融システムを近代化させ、A地点からB地点へお金を送るということが、素早く簡単に、透明性があり、信頼でき、情報を送るのと同様に安価にするというものです。

近代化という言葉は価値のインターネットがもつポテンシャルを考えれば、正直とても控えめな表現です。インターネットという革新が全世界の仕組みを変える革命を引き起こしました。情報にアクセスする障壁を低くしたことで、インターネットは世界中の人々をつなげ、Google, Amazon, Facebook, Alibabaのような新たなカテゴリーやビジネスを生み出しました。私たちは価値のインターネットにも同じような兆候を見ています。

クリスは3人の開発者によって生まれたビジョンを一つにしました。これはとても大切なことですが、XRP Ledgerは今までもそしてこれからもずっとオープンソースのプロジェクトであり、企業としてのRippleとは独立した存在であるということです。当時3人がXRP Ledgerを開発した目的は、速く、より拡張可能で、安定していて、エネルギー消費が少ない、優れたビットコインを作るというものでした。初期のビットコインの開発者たちは、開発者ではなくプルーフオブワークの報酬を受け取るマイナーに注目していました。

そのような背景から、3人はLedgerとXRPを開発してから、大部分のXRPをひとつの企業に委ねることに決めました。それはその企業がフルタイムの開発者やビジネスのプロを雇用して、LedgerやXRPの技術周辺のエコシステムを形成し、実際に使われることを促進するためにです。RippleがXRPを生み出したのではありません。RippleはXRPの執事であり、その成功を最ものぞむ存在なのです。

どこから始めるか

クリスの話す価値のインターネットはとてもワクワクするものです。それは私たち200人をRippleで働く機会に飛びつかせ、明けても暮れてもRippleに関わるということをさせているのです。

しかし、たったひとつの会社がインターネットを作れないように(アルゴアでさえ!)、たったひとつの企業が価値のインターネットを作れるわけではありません。早い段階で、私たちは価値のインターネットを実現するためのRippleの切り口は国際送金の摩擦をなくすことだと決断したのです。

それは生意気なミッションです。マッキンゼーのグローバル決済レポートによると、こんにち、150兆ドル以上のお金が国を跨いで移動しています。そしてその数字はグローバルなビジネスが成長するに従って増加しています。インターネットの例に戻って考えると、インターネットが情報の移動をとても効率的にしたことで、やりとりされる情報の量は爆発的に増えたのです。同様に、私たちが国際送金のインフラを超効率的にすれば、国際送金とネットワークを越えたトランザクションの量は爆発的に増えると信じています。要するに、国際送金はとても大きく、さらに拡大するのです。

海外に送金をしたことがある人であれば、その経験に驚いたかもしくは苛立ちさえ覚えたのではないでしょうか?それはおそらく、とても高額で、遅く、いつ着金するかも謎に包まれていたのでは?もしかすると、お金が無くなったこともあるかもしれません、これは驚くほど頻繁に起こります。指でタップすれば、食べ物を注文したり、乗り物に乗れて、映画も観れて、買い物もでき、その履歴を見ることも分単位の配達状況も見ることができるこの世界において、国際送金は私たちの期待を大きく下回っています。

国際送金は金融機関が送金を次から次へと、国から国へとリレーしていくという凝り固まった古いシステムの上で行われています。徒競走と同じように、送金をひとつの機関から次へ渡すときには遅れ、失敗、ミスコミュニケーションやコストのリスクが発生します。だから定期的に金融機関は「バトンを落としてしまう」のです。

大規模な銀行はこのリレーの中間に位置し、外国為替のサービスを提供します。一握りの銀行しか、多くの通貨を世界中の口座に置いて流動性を保つことができないため、送金の流動性というのは競争を促すものではありません。その結果、小さな金融機関、銀行やペイメントプロバイダーはこれらの大きな銀行のサービスにプレミアムを支払うことになるのです。

私たちはもっとよくうまくできるはずです。

最後に

いかがでしたか?以前からRippleについて知っている方にとっては新しい内容ではないかもしれません。僕はクリスラーセンやRippleの起源について少し発見がありました。世間が一挙にRippleに注目するようになったいま、正しい情報や伝えたいRippleの意思を広めることに少しでも役に立てていれば、個人的にはとても嬉しいです。

ripple.com

参考

www.xrpsurfer.com

www.xrpsurfer.com