XRPの上にも3年

Rippleがもたらす「価値のインターネット」の実現を信じて楽しみにしています。

Ripple:Much Ado, Much to Do Part3 和訳

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さて、ここで本シリーズの和訳は最後となりました。Part3はxRapidの説明がほとんどで、xViaについても少し触れらています。Rippleの目指す先はまだ遠くにありますが、それに向けて着実に進んでいます。長い目で見て応援していきたいですね。では以下、Part3の翻訳です。

戦略2:xRapidで流動性の管理を解決

国際送金では通常、外国為替が行われます。金融機関や企業は一般的に、必要とされる流動性を得るために以下のどちらかの方法を使います。

1. 送金先の国で銀行口座を作り、現地の通貨をあらかじめ入金しておくことで(もしくは信用供与で)、送金が発生した時にすぐに実行されるようにする。こういった口座には何兆ドルもの資金が閉じ込められています。大部分は動くことの無い運転資本なのです。

2. Citibankのような大きなコルレス銀行の外国為替サービスを利用する。先ほど指摘したように、このようなサービスを提供できる大きな銀行はほんの少ししかおらず、市場で競争原理が働かないことで、結果として「小さな人たち」につけが回ってしまいます。

xRapidは、速く安価に送金できる手段として第3の選択肢となるのです。

最終的に、以下のようにxRapidは機能します。

・金融機関や企業はxRapidを通して送金を開始する。

・xRapidはすべての取引所や繋がっている第3者のマーケットメーカーが提示する流動性オプションの中から最適なものを選ぶ。

・最も小さいスプレッドを提示したマーケットメーカーが送金元の通貨を受け取り、XRPに変換し、XRPを目的地へ届け(ほんの数秒で)、送金先の通貨へ変換し、目的地の口座へ着金させる。

この端から端までの流れは一瞬でシームレスに行われ、金融機関が国際送金をオンデマンドで行うことを可能にするのです。閉じ込められた運転資本や高額な外国為替サービスにはおさらばです!

何年もの間、このXRPのユースケースについて話してきましたが、昨年はついに顧客の需要を見始めることとなりました。(前述のように、2017年はブロックチェーン技術だけではなくデジタル資産の力や潜在力が認識されるようになった転換期となりました。)課題となったのは顧客である金融機関が簡単に取引所やマーケットメーカーと繋がれる(xRapidに入る)方法が必要だったということです。

私たちは昨年の夏の終わりに、xRapidのベータ版を作り、ローンチしました。それからたった数ヶ月で顧客とのパイプラインを作ったのです。xRapidのアーリーアダプターは銀行ではなく、主にペイメントプロバイダーでした。

公式に発表している、Cualix, MoneyGram, IDT CorporationそしてMercury FXはxRapidのパイロットを実施しており、2018年中にはより多くの機関を発表できると考えています。これらのプレーヤーは変化に敏感で競争力をつけることに貪欲です。そして大抵の場合は流動性が大きなネックとなる未成熟な環境に身を置いています。

彼らはベータ版でもxRapidのパイロットをすることに同意しています。xCurrentのパイロットと同じように、xRapidのそれも実際のお金を使います。私たちはこうした彼らと手に手をとって、送金の実働に向けてxRapidを準備しています。CualixのCFOであるNicolas Palaciosは私たちにこう語ってくれました。「我々側のコストを計算してみたのだが、現状の方法と比べると1000%も効率的だ。xRapidのパイロットを全て完璧に行われた。」

xRapidが最も需要のあるときにでも対応できるようになるには、XRPが多種多様の通貨との間で高い流動性を持つ必要があります。そしてとてもありがたいことに、個人による投機がXRPの流動性を高めるにあたってとても重要な役割を担っているという事実もあります。私たちは常に健全なXRPのエコシステムを作ることを誓ってきました、そしてそのエコシステムの中には実に多くのプレーヤーが存在しているのです。

実際に存在する課題を解決するために、金融機関が送金プロセスの中にデジタル資産を使うという文脈では、これは未だに初期の段階です。現在、xCurrentを使う顧客は誰もxRapidを使っていませんが、私たちは彼らに対して今まで以上に流動性の課題について、そして要望があればxRapidについても話をしているところです。結局のところ、銀行やペイメントプロバイダーは資本主義者です。もし私たちのxRapidを通し、彼らが安価でより良いサービスをより多くのお客様に提供できたら、そして株主の利益をあげることができたら、きっとxRapidを使ってくれるんじゃないでしょうか!

私たちがCualixのようなxRapidのパイロットを成功させ続ける限り、より多くの送金がXRPを通して今後も実行されていくだろうと信じています。

戦略3:xViaで接続の標準化を解決

送金を処理する金融機関が存在する一方で、ただ顧客の代わりに送金したいという機関も存在しています。しかし国際送金を提供する際には、多くの異なるネットワーク、プラットフォーム、デジタルウォレットを繋ぎ合わせなくてはなりません。世界規模で、それぞれの接続をカスタマイズし、作り上げ、維持していくのはとてもコストのかかることです。

多くの国際送金を処理する企業も同じ問題を抱えています。

昨年の夏、私たちはxViaをベータ版として発表しました。それはこれらの送金機関が、成長しているxCurrentのネットワークやxRapidの金融機関につなげるための標準化された一連のAPIです。

xRapidの話と同様に、xViaの需要が早くも高まっているのを認識しており、IFX, Currencies DirectやTransferGoといった顧客と既に契約を結んだと公式にも発表してきました。

私たちの戦略は一貫しており、牽引力も本物、やるべきことも多い。

この3部構成のシリーズを公表した目的は、増え続ける私たちの新しいステークホルダーについて取り上げ、それを直接みなさんに伝えることです。

Rippleの戦略は時間と共に成熟してきましたが、何年もの間、一貫性のあるものとして存在しています。まとめると

・私たちは国際送金の摩擦を取り除くことに焦点を当てている。

・私たちは金融機関や法定通貨、政府はこの先も存在し続けると信じている。

・国際送金を即時で確実で安価にするための製品を展開するために、銀行やペイメントプロバイダーのような金融機関と手を組んでいます。

・数十の金融機関がxCurrentを使う契約を結び、その多くは商業利用の前に実際のお金を使ってパイロットを始めている。その中ではまだXRPを送金プロセスに使っているところはまだ無い。

・昨年の夏にxRapidとxViaのベータ版をリリースし、パイロットを実施するという協力なパイプラインを得た。xRapidはオンデマンドの流動性を可能にするために、XRPを使用する。xViaは異なるネットワークの異なる金融機関同士の接続を標準化する。

・xRapidのアーリーアダプターはペイメントプロバイダーである。xCurrentの顧客は更にコストを削減できるxRapidにより多くの興味を抱くようになっている。

・規制や技術的な困難から国際送金のインフラは何十年も変わってこなかった。それを新しい技術でアップデートするということは、金融機関の適応とRipple製品の商業利用には時間がかかるということを意味している。

・私たちの顧客がとても速く変化していることに、驚き勇気付けられている。(そして彼はどんどん速く変化してきている)

一歩下がって、他のブロックチェーンプレーヤーの中でのRippleの存在を見てみると、私たちはかなり先を行っていることがわかります。他の誰も、製品が商業利用されるような顧客を抱えてはいません。他のデジタル資産と比較して、XRPの存在を見てみましょう。私たちはXRPが、この世に実在する問題を定義し、それを良く解決し、それが顧客によって証明されているということをとても嬉しく思っています。

とても大切なことですが、インターネットは1年や5年で世界を変えたわけではありません。とても時間がかかりました。インターネットビジネス、現職者や政府とのパートナーシップがありました。

やるべきことはとても多くあります。Rippleは私たちチームのことと今まで成し遂げてきたことを誇りに思っています。これからも顧客にサービスを提供することに注力しつづけ、一歩ずつ進んでいけば、私たちのミッションを成し遂げることができると、固く信じています。

最後に

ここまで3部を全て見てきました。インターネットが情報に革命を与え、世界を変えたように、Rippleは価値に革命を与え、世界を変えようとしています。それはRipple単独で成し遂げられるものではなく、個人投資家や金融機関や政府などあらゆる組織を巻き込んでいきます。今はまだ、始まりの始まりにすぎません。これから長く続く、大きな変化を見ていくこと、そして少しでも関わっていくことはとてもエキサイティングなことだと感じています。

長い文章をここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

ripple.com

参考

www.xrpsurfer.com

www.xrpsurfer.com