XRPの上にも3年

Rippleがもたらす「価値のインターネット」の実現を信じて楽しみにしています。

5. XRPを持たなくても送金できるのに、なぜ銀行はXRPを保有するの?

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先日のRipple公式ブログで、xRapidの送金ルートとして3つの取引所が利用可能になったという発表がありました。この記事内ではxRapidを使った送金の具体例の説明がありますが、それを見ると金融機関はXRPを保有しているようには見えません。では銀行などの金融機関はXRPを保有する必要があるのでしょうか?てにったーさんの回答を見ていきましょう。

てにったーさん回答

質問

XRPは銀行で利用されるので将来的に銀行側で保有するようになるという記事を見ましたが、保有しなくともブリッジすることが出来るのになぜ保有する必要があるのでしょうか?

回答

銀行のXRP保有には目的別に2つあります。
①両替商
大手銀行
JPY/XRP両替サービス
②送金利用
こっちは企業・銀行全般
ブリッジ送金でもいいけど保有XRPから送金した方が両替1回になってお得。

補足

ブリッジ送金に関しては、てにったーさんがRipple CTOであるDavidに直接質問を投げかけて確認をとってくださっています。(この投資家と開発者との距離感が感動的)そして、その時の内容をtwitterで共有してくださっていますので、ぜひご参考ください。

解説

てにったーさんの回答をなぞるような説明になってしまいますが、今回のテーマに関するところだけ抜き出してみましょう。

国際送金では送金元の通貨と送金先の通貨が異なるので、必ず両替が行われます。XRPを介したブリッジ送金に関しては、一旦XRPという通貨を経由するので、必ず2回の両替が行われます。

このブリッジ送金には2つの方法があり、まずひとつは銀行自身が両替を行い、銀行同士で送金をする方法です。この場合は銀行がXRPを保有し、相対取引でもう一方の銀行と両替を行います。具体的にはMUFGが10億円分のXRPを持っていて、送金先のCITIもXRP経由での送金を受け付けるのであれば、当事者間(MUFGとCITIの間)で送金の処理が完結します。(MUFGやCITIなどは例として名前を挙げています。)

当事者間でのやりとり(相対取引)なので、これは市場外で行われます。(少しずれますが、市場外でのXRP購入が市場価格に与える影響についてもてにったーさんが回答されています。)この方法の良いところは、市場においてのXRP/法定通貨の流動性が低くても関係なく送金できるということです。

次に、銀行自身が両替をするのではなく、取引所で両替をするブリッジ送金という方法もあります。銀行や送金業者がxRapidというソフトウェアを使用し、取引所経由で送金するというものです。資金の一連の流れは、具体例をもって公式ブログに記載されています。翻訳した記事も用意してありますので、興味のある方はこちらをご覧ください。

この場合、XRPを保有しているのは僕たちを含めた市場参加者です。銀行や送金業者は必ずしもXRPを保有する必要はありません。しかし、てにったーさんの回答にもあるように、両替を2回行うより(法定通貨AからXRP、XRPから法定通貨B)、1回にした方が両替時にかかるコストを削減できるため、銀行や送金業者がXRPを保有するということも考えられます。

このように、2つのブリッジ送金の方法において銀行がXRPを保有する理由というのが説明されています。銀行が保有することでXRPの価格が上がるのか?という疑問をお持ちの方は、ぜひ価格上昇シナリオをご覧ください。

最後に

そもそも一般の人にとっては国際送金なんて触れることがないでしょう。僕もRippleを知るまでその意味、役割、仕組みを全然知りませんでした。しかしRippleやXRPを理解するためにはこのような分野の理解が必要です。僕もまだまだ理解できていないことが多いですが、少しずつでも理解を深めていければと思います。

参考

元の質問

まとめ

www.xrpsurfer.com