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お金を拾った後の流れ

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落とし物を届けると、その後にどんな手続きがあるかご存知ですか?

というのも僕、昨年のクリスマスにお金を拾ったんです。しかも福沢諭吉さん数枚を。「これは自分へのクリスマスプレゼントか?」という考えが頭をよぎりましたが、もちろんちゃんとすぐに届けました。駅構内で拾ったということもあって、駅員さんに届けたのですが、その後の流れが初体験だったので記録しておきたいと思います。

1.忘れ物取り扱いに関する同意書

駅員さんに渡して、「いいことしたな」っていう気分だけ味わって帰るものだと思ってたのですが、何やら記入するものがありました。それがこの同意書です。

そこには、大きく分けて、個人情報についてという項目と権利主張についてという項目がありました。

個人情報について

まずは個人情報の利用目的として、今回の場合は鉄道会社や警察、それから落とし主が連絡する必要がある場合に使用されるということが記載されています。

次に落とし主への個人情報の告知に同意するかという質問。これは同意するかしないかを選択します。ちなみにこれに同意しない場合は、あとで出てくる報労金を受ける権利というものを放棄することになるそうです。

僕はちょっと不安な気持ちもありましたが、好奇心もあって同意しました。

権利主張について

ここでは3つの権利があることが説明されていて、それぞれの権利を「主張するか」「放棄するか」を選択します。

所有権

まずは所有権。落とし物が警察に届けられてから3ヶ月経っても落とし主がわからない、もしくは取りにこなかった場合は、落とし物の所有権が拾った人のものになるということです。これはご存知の方も多いと思いますが、僕はすっかり忘れていました。

ちょっと悩みましたが、この所有権は「主張する」を選択しました。

報労金

次に報労金。これは落とし主が現れたときに、法律で定められた範囲内の報労金を請求することができる権利です。こんなものがあるのは知りませんでした。この法律で定められた範囲というのはちなみに、落とし物価格の5〜20%の範囲だそうです。

僕は報労金の権利に関しては、「放棄する」を選択しました。落とし主とのやりとりも手間がかかりそうですし、落とし主の方がすっきりと「よかった」と思ってくれた方が嬉しいです。

費用請求

最後に費用請求。落とし物を届けたときに必要となった費用がある場合にそれを落とし主に請求できるというものです。これも僕は知りませんでした。おそらく警察署までの交通費などを指すのだと思います。

今回は何の費用もかかっていないので、この費用請求の権利も「放棄する」を選択しました。

個人情報記入欄

ここには、届けたときの日付と名前、住所と電話番号を記載しました。

2.拾得物預り書

ここまでの同意書を書いたら、5分程度で駅員さんが拾得物預り書を持ってきてくれました。何を預かったか、個人情報や権利主張の項目に間違いが無いかを確認し、この預り書を持っておくように言われます。

他にもお知らせとして、報労金の請求権の少し詳しい話や、何時ごろ警察に届けられるか、警察の問い合わせ先などが記載されています。

3.遺失物センターからのお知らせ

1週間ほど経つと、警視庁遺失物センターから手紙が届きました。これには拾ったものが、遺失物センターに届けられたということが記載されています。

また、落とし主がわかった場合、わからなかった場合の流れが記載されています。落とし主がわからなかった場合は、特に連絡が来るわけではなく、指定された期間に拾得物を受け取りに来るように指示されています。個人情報が入ったものは受け取れなかったり、受け取り時に必要なものなどの注意事項があります。

これらが今のところ、僕が経験した流れです。今後また進展があったら追記しようと思います。

平成30年の遺失物取扱状況

ちなみに調べたところ、平成30年では約38億円の現金が届けられているそうです。そのうちの約28億円が落とし主のところ返され、約5億円が拾い主に渡っています。どちらも引き取らない場合は、都のものになります。

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遺失物取扱状況(平成30年中) 警視庁

平成30年では約38億円でしたが、この額は年々増加しています。キャッシュレスが普及したら、これって減るのでしょうか。いずれにしても、落とし物には十分気をつけましょう。